テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)が28日に開幕する。今年の賞金総額は、昨年から12パーセント増加し、約36,000,000ユーロ(約45億円)。
男女シングルスの優勝者には、昨年から100,000ユーロ増加の2,100,000ユーロ(約2億6,000万円)が贈られる。
テニスファンには馴染みの通り、グランドスラムは本戦に出場するだけで、勝敗にかかわらず高額の賞金を獲得することが出来る。全仏オープンも本戦1回戦に出場することで35,000ユーロ(約440万円)が与えられる。
そこからは勝利する毎に賞金が加算されていく。2回戦進出で70,000ユーロ(約880万円)、3回戦進出で118,000ユーロ(約1,500万円)、4回戦進出で200,000ユーロ(約2,500万円)、ベスト8進出で340,000ユーロ(約4,200万円)、ベスト4進出で530,000ユーロ(約6,600万円)、決勝進出で1,060,000ユーロ(約1億3,000万円)となっている。
今季は、グランドスラム開幕戦の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でも賞金が増加。前年から14パーセント増の50,000,000ドル(約41億6,600万円)と史上最高額に増額されていた。
昨年の全仏オープンでは、
N・ジョコビッチ(セルビア)が
A・マレー(英国)との頂上決戦を制して大会初優勝を飾ると同時に、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会で優勝)を達成した。
また、女子は
G・ムグルサ(スペイン)が前年覇者の
S・ウィリアムズ(アメリカ)をストレートで下して大会2連覇を阻止し、全仏・四大大会初優勝を飾った。
2017年の全仏オープンの賞金総額は下記の通り。
【賞金総額】36,000,000ユーロ(約45億円)
※単複総額
【シングルス】優勝:2,100,000ユーロ(約2億6,000万円)
決勝進出:1,060,000ユーロ(約1億3,000万円)
ベスト4:530,000ユーロ(約6,600万円)
ベスト8:340,000ユーロ(約4,200万円)
4回戦:200,000ユーロ(約2,500万円)
3回戦:118,000ユーロ(約1,500万円)
2回戦:70,000ユーロ(約880万円)
1回戦:35,000ユーロ(約440万円)
※5月23日の為替レート
(全豪オープンの賞金額の単位はオーストラリアドル)
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