男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は20日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのD・ティエムに6-1, 6-0のストレートで快勝して2年ぶり5度目の優勝へ王手をかけ、マスターズ歴代最多の31勝まであと一つとした。
>>ジョコvsズベレフ 1ポイント速報<<>>錦織らジュネーブOP対戦表<<>>BNLイタリア国際対戦表<<今季不調が続いているジョコビッチだったが、この日はティエムに1ゲームしか与えない圧巻の試合運びで、わずか59分で勝利を手にした。
決勝では、20歳でマスターズ初優勝を狙う
A・ズベレフ(ドイツ)と顔を合わせる。両者は今回が初の対戦。
29歳のジョコビッチは、2003年にプロ転向を果たしてからマスターズで30度の優勝を誇る。単独でマスターズ歴代最多優勝記録を保持していたが、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で
R・ナダル(スペイン)がタイトルを獲得したことにより、30勝のマスターズ歴代最多優勝記録に並ばれていた。
昨年8月のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)以来 約9カ月ぶりとなるマスターズでのタイトルを狙う。
ジョコビッチとズベレフの決勝は、日本時間21日の23時以降(現地21日の16時)以降に開始予定。
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