男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、第8シードのD・ティエムが世界ランク28位の
S・クエリー(アメリカ)を3-6, 6-3, 7-6 (9-7)の逆転で下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>ジョコvsデルポ1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際対戦表<<この日、1度もブレークチャンスを掴めずに第1セットを落としたティエムは、続く第2セットでファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得し、セットカウント1-1に追いつく。
その後、ファイナルセットでは両者サービスキープのままタイブレークへ突入。一進一退の攻防が続く中、クエリーに握られた3本のマッチポイントをしのいだティエムが1時間55分で勝利した。
勝利の瞬間、会場は大きな歓声に包まれ、ティエムは何度も力強くガッツポーズを見せて喜びをかみしめた。
準々決勝では、第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。両者は今回が5度目の対戦で、今季だけで3度目の顔合わせ。
世界ランク7位のティエムは今季、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得。
4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)と先週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では決勝でナダルに敗れるも準優勝を飾っている。
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