テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、大会の賞金総額が昨年に比べて12パーセント増加し、3,600万ユーロ(約43億9,000万円)になることをトーナメントディレクターの
G・フォルジェ(フランス)氏が明かした。
そして、男女シングルスの優勝者には、昨年から10万ユーロ増加の210万ユーロ(約2億5,000万)が贈られる。
また、今季はグランドスラム開幕戦の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でも賞金が増加。14パーセント増の5,000万ドル(約42億6,500万円)と史上最高額に増額されていた。
2017年の全仏オープンは5月28日に開幕する。世界ランク1位の
A・マレー(英国)、同2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に加え、怪我から完全復活を遂げた
R・フェデラー(スイス)と
R・ナダル(スペイン)。グランドスラム初優勝を狙う
錦織圭や勢いに乗る
N・キリオス(オーストラリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)など混戦必至は間違いない。
昨年の全仏オープンでは、ジョコビッチがマレーとの頂上決戦を制して大会初優勝を飾ると同時に、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会で優勝)を達成した。
※4月27日の為替レート
(全豪オープンの賞金額の単位はオーストラリアドル)
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