男子テニスで世界ランク173位の
内山靖崇は26日、自身の公式ブログで「チャレンジャー3大会に出場予定でしたが、リハビリすることになりました」と綴り、恥骨の疲労骨折一歩手前であったことを明かした。
先週行われた2017サンタイジ・チャレンジャー(台湾/台北、ハード、ATPチャレンジャー)1回戦で
伊藤竜馬と対戦した内山だったが、第2セットの第3ゲーム終了後に棄権していた。
当時のことについては「台北に着いて初日の練習から左足の付け根に痛みが出始め、試合はテーピングと痛み止めを飲んでプレーをしましたが、途中から痛みが増してきたので棄権しました」と内山。
続けて「日本に帰国後にMRI検査をしたところ、ドクターに恥骨の疲労骨折一歩手前だったと言われました。バルセロナでかなりハードに練習していたので、疲労は溜まっていましたが、まさかの診断でした」と心境を綴っていた。
今後、チャレンジャー大会に出場予定だったがキャンセルし、リハビリに専念すると明かした内山は「幸い、折れてはいなかったので、1カ月前後で復帰出来るだろうとのことなので、全仏の予選に標準を合わせて慎重に準備していきたいと思います」と、前向きにコメントしていた。
今季、内山は2月の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対フランス(日本/東京、ハード)の日本代表に選出され、チームとしては敗れたもののシングルスで
PH・エルベール(フランス)にストレートで勝利し、貴重な1勝をあげた。さらに、第53回 島津全日本室内テニス選手権大会(日本/京都、室内カーペット、ATPチャレンジャー)で優勝を飾っている。
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