男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は25日、シングルス2回戦が行われ、第17シードの
B・ペール(フランス)は世界ランク65位の
M・グラノジェルス(スペイン)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで破り、3年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>バルセロナ対戦表<<世界ランク49位のペールはこの日、2度のブレークチャンスから1度のブレークに成功し第1セットを先取。続く第2セットでは、両者譲らず2度のブレークからタイブレークへ突入するも、最後はペールがポイントを連取し、1時間45分で勝利した。
3回戦では、第15シードの
J・ソウサ(ポルトガル)と世界ランク84位の
H・セバリョス(アルゼンチン)の勝ち上がりと対戦する。
ペールは今大会、第2シードで出場予定だった
錦織圭が右手首の故障でドロー決定後に欠場を発表したことで、錦織のシード枠に第17シードとして出場している。
昨年の同大会では、準決勝で錦織に3-6, 2-6のストレートで敗れた。錦織は決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れて大会3連覇を逃している。
また、世界ランク7位の錦織の欠場によりラッキールーザーとして予選から出場している世界ランク91位の
杉田祐一は、2回戦で第9シードの
R・ガスケ(フランス)を4-6, 6-3, 7-6 (7-3)で破る金星をあげて初のベスト16進出を果たした。3回戦では第7シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と顔を合わせる。
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