男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス2回戦が行われ、3年ぶりの優勝を狙う第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク54位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に6-2, 4-6, 6-2のフルセットで勝利し、2年連続の3回戦進出を果たした。
>>モンテカルロ対戦表<<上位シードは2回戦からの登場のため、この日が初戦だったワウリンカは3度のブレークに成功して第1セットを先取。続く第2セットを落としたが、ファイナルセットではヴェセリに1度もブレークのチャンスを与えず1時間24分で勝利を手にした。
3回戦では、第16シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
モンテカルロ・ロレックス・マスターズには今年で10度目の出場。2014年には決勝で
R・フェデラー(スイス)を破り、自身初のマスターズのタイトルを獲得した。昨年は準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に1-6, 4-6のストレートで敗れている。
今季、ここまでワウリンカは15勝5敗。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではベスト4に進出、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000) では準優勝を飾ったが、未だタイトルを獲得することが出来ていない。
今大会の上位シード勢は第1シードに
A・マレー(英国)、第2シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードにワウリンカ、第4シードにナダル、第5シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第6シードにD・ティエム、第7シードにツォンガ、第8シードに
G・ディミトロフ(ブルガリア)。
18日の2回戦では、ジョコビッチは苦戦しながらも3回戦進出を果たしたが、ツォンガは逆転で敗れて大会初の初戦敗退を喫した。大会4日目の19日には、マレーやナダルら残りの上位シード勢が登場する。
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