女子テニスのボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTAプレミア)は9日、シングルス決勝が行われ、
D・カサキナ(ロシア)が
J・オスタペンコ(ラトビア)との19歳対決を6-3, 6-1のストレートで制し、念願のツアー初優勝を果たした。
この日、オスタペンコのフォアハンドがラインを割って勝利が決まった瞬間、カサキナは地面に足をついて力強くガッツポーズをした。
その後、オスタペンコと握手をしてからチームの元へ走ったカサキナは、メンバーと抱き合いながら喜びを表現し、涙を流していた。
19歳のカサキナは、オスタペンコと今回3度目の対戦で初勝利をあげた。
今大会は1回戦で
D・コビニッチ(モンテネグロ)、2回戦で
M・プイグ(プエルトリコ)、3回戦で第9シードの
D・ガブリロワ(オーストラリア)、準々決勝で第10シードの
I・C・ベグ(ルーマニア)、準決勝で
L・シゲムンド(ドイツ)を破っての勝ち上がりだった。
一方、敗れたオスタペンコはツアー3度目の決勝進出となったが、惜しくも準優勝に終わった。
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