男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス4回戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)に大健闘も6-3, 3-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れた世界ランク70位の
西岡良仁が試合後、自身のツイッターに「これ以上無い経験です。負けは悔しいですが後悔はないです」と振り返った。
>>錦織vsソック 1ポイント速報<<>>BNPパリバ対戦表<<この日、世界ランク3位のワウリンカから3度のブレークに成功して第1セットを先取した西岡は、続く第2セットを落として勝敗はファイナルセットへ。
ファイナルセットでは、2度のサービング・フォー・ザ・セットを迎え、勝利まであと2ポイントまで迫るがいずれも取り切れずにタイブレークへ突入。その後はワウリンカにポイントを連取され、2時間13分で惜敗した。
西岡は「IW(インディアンウェルズ)ベスト8はなりませんでしたが、今の状態で出来る限りは尽くしました。もう少しでしたが後半は体力が残ってなかったです。最後はトップ選手の力を見せつけられました。本当に楽しい試合でした!」と綴り、今回の敗戦をプラスに捉えていた。
今大会は予選決勝で敗退したが、ラッキールーザーで本戦入りした西岡は、2回戦で第19シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)、3回戦で第13シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破る快進撃でマスターズ初のベスト16進出を果たしていた。
また、同日に行われた4回戦では、第4シードの
錦織圭が世界ランク60位の
D・ヤング(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下し、2年連続2度目の8強入りを決めた。準々決勝では、第17シードの
J・ソック(アメリカ)と対戦する。
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