男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
錦織圭が世界ランク41位の
D・エヴァンス(英国)を6-3, 6-4のストレートで下して5年連続5度目の3回戦進出を果たし、今季マスターズ初戦を白星で飾った。
>>BNPパリバ対戦表<<第1セット、錦織はミスが目立ち第1ゲームでいきなりブレークを許したが、第2ゲームですかさずブレークバックに成功。その後もエヴァンスの粘り強い攻撃に苦戦するも、第8ゲームで再びブレークしてこのセットを先取する。
続く第2セット、錦織はパッシングショットを決めるなどで第1ゲームでいきなりブレークに成功。第2ゲームでは、エヴァンスの力強いプレーを前にブレークバックを許すも、第9ゲームで再びエヴァンスのサービスゲームを破って勝利した。
3回戦では、第25シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と世界ランク56位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
シード勢が勝ち進んだ場合、4回戦で第14シードの
L・プイユ(フランス)か第23シードの
S・クエリー(アメリカ)と、準々決勝で第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)と顔を合わせる組み合わせ。
世界ランク5位の錦織はBNPパリバ・オープンに、今年で7年連続9度目の出場。過去の最高成績は昨年のベスト8進出で、このときは準々決勝で
R・ナダル(スペイン)にストレートで敗れた。
今季は、2月のメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)をスキップしてアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)とリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)のクレー2大会に第1シードで出場。
アルゼンチン・オープンは準優勝を飾ったが、リオ・オープンでは1回戦で地元の
T・ベルッチ(ブラジル)にまさかのストレート負けを喫していた。
また、今大会は第1シードの
A・マレー(英国)や第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)が初戦の2回戦で敗れる波乱に見舞われている。
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