男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は21日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
錦織圭を6-4, 6-3のストレートで破る金星をあげた世界ランク76位の
T・ベルッチ(ブラジル)が、試合後に自身のツイッターで「今日の試合は素晴らしかった。みんな応援してくれてありがとう」と喜びを綴った。
この日、ホームの声援を受けたベルッチは第1セットで錦織に1度もブレークチャンスを与えなかった。その勢いは第2セットに入っても衰えず、前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)で準優勝を飾った錦織を1時間19分で振り切った。
2回戦では、世界ランク85位の
T・モンテイロ(ブラジル)(ブラジル)と対戦する。
これまでツアー4大会で優勝している29歳のベルッチは、2010年に世界ランキングで21位を記録。リオ・オープンでは2014年にベスト8へ進出しており、2015・2016年は初戦で敗退していた。
今大会はシード勢が1回戦で敗れており、錦織の他に昨年覇者で第3シードの
P・クエバス(ウルグアイ)、第6シードの
D・フェレール(スペイン)、第7シードの
P・ロレンジ(イタリア)、第8シードの
J・ソウサ(ポルトガル)が初戦で姿を消した。
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