男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対フランス(日本/東京、ハード)は4日、ダブルスが行われ、
杉田祐一/
内山靖崇組は
PH・エルベール(フランス)/
N・マウー(フランス)組に3-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れた。この結果、日本は9月のプレーオフ(入れ替え戦)でワールドグループ残留をかけて戦う。
第1セット、序盤は両ペアともにサービスキープが続いたが、杉田/ 内山組は第6ゲームで先にブレークを許す。その後、相手のミスに付け込みブレークポイントを握る場面も見られたが、これを活かすことができずにこのセットを落とす。
第2セット、杉田/ 内山組は、相手サーブの第4ゲームで0-40とブレークチャンスを握るも、これをものにすることができない。第9ゲームでまたも先にブレークを許して2セットダウンの崖っぷちに立たされる。
第3セットも、昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)覇者の抜群のコンビネーションを前に、要所でポイントを獲得できず、2度のブレークを許して敗れた。
大会初日の3日、
ダニエル太郎と
R・ガスケ(フランス)、
西岡良仁と
G・シモン(フランス)のシングルス2試合が行われたが、いずれもストレート負け。日本は最終日のシングルス2試合を残して、敗退が決定した。
すでに勝敗が決定しているため、最終日のシングルス2試合は、3セットマッチで行われる。
昨年は、3月のワールドグループ1回戦で
A・マレー(英国)率いるイギリスに通算1勝3敗で敗れたが、9月のワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)でウクライナに5連勝を飾り、ワールドグループ残留を決めていた。
エースの
錦織圭は、南米のツアー大会を優先するため今大会を欠場している。
日本とフランスの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 2-6, 3-6, 2-6 R・ガスケ
・シングルス第2試合:西岡良仁 3-6, 3-6, 4-6 G・シモン
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:杉田祐一/ 内山靖崇 3-6, 4-6, 4-6 PH・エルベール/ N・マウー
【大会3日目】
・シングルス第1試合:西岡良仁 vs R・ガスケ
・シングルス第2試合:ダニエル太郎 vs G・シモン
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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