テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、4時間56分の大激闘を制して2009年以来8年ぶりの優勝に王手をかけた第9シードの
R・ナダル(スペイン)が、試合後のオンコートインタビューで、決勝で対戦する第17シードの
R・フェデラー(スイス)について「ロジャー(フェデラー)と大舞台で戦えるのは光栄で幸せ。彼をとてもリスペクトしている」と語った。
>>フェデラーvsナダル 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 5-7, 7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-4の死闘の末に振り切ったナダルは「グリゴール(ディミトロフ)は信じられないようなテニスをしてきた」と称賛。
さらに「ファンの皆さん、今日の雰囲気は最高だった。この2週間はファンの皆さんが僕を後押ししてくれた」と感謝の気持ちを述べた。
決勝で対戦するフェデラーとは今回が通算35度目で、ナダルの23勝11敗。最後に対戦したのは2015年のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝で、四大大会の決勝で対戦するのは2011年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約6年ぶり。
黄金カードとなった決勝へ向け、ナダルは「まず回復したい」と笑顔でコメント。
一方、敗れたディミトロフは四大大会初の決勝進出まであと一歩に迫ったが、惜しくも勝利を手にすることが出来なかった。
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