テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者の
L・ラコ(スロバキア)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下して、6年連続6度目のベスト16進出を果たした第5シードの
錦織圭が、試合後のオンコートインタビューで「大事なポイントで良いサーブができた。今日はサーブにとても助けられた」と試合を振り返った。
>>全豪OP 対戦表<<この試合、サービスエースこそ5本にとどまったが、コースをつくサービスでラコを崩し、46本のウィナーを奪った。次の試合については「次はタフな試合になる。しっかりと準備して臨む。今、身体もフィジカル面でもメンタル面でもとても調子が良く感じている。明日はリラックスして、次の試合に備える」と意気込んだ。
また、4回戦で第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と第17シードの
R・フェデラー(スイス)の勝者と対戦することについては「もちろん、戦術を変えたり、次の相手に備えて準備をする。でも、今週のこの3試合は良い試合ができているから、もっと良い試合ができるように頑張って、次の試合に集中するだけ」と気を引き締めた。
準々決勝で対戦の可能性がある第1シードの
A・マレー(英国)は、同日の3回戦で第31シードの
S・クエリー(アメリカ)をストレートで下して4回戦へ進出している。
一方、敗れたラコは現在世界ランク121位の29歳。今大会は予選3試合を勝ち抜いて本戦に出場。1回戦では第26シードのA・ラモス=ヴィノラス、2回戦で
D・セラ(イスラエル)を下して3回戦まで駒を進めていた。
全豪オープンは、予選出場を含めて今年が10度目の出場。2012年にも予選を突破し、3回戦進出を果たしていた。昨年は予選1回戦で敗れている。
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