テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、第9シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク49位の
F・マイヤー(ドイツ)に6-3, 6-4, 6-4のストレートで勝利し、2年ぶり11度目の2回戦進出を果たした。
>>全豪OP 対戦表<<この日、ナダルは第1セットを先取すると、第2・3セットでも主導権を握り、強烈なスピンボールでメイヤーを左右に走らせ、1度もブレークを許さずに勝利した。
2回戦では、世界ランク36位の
M・バグダティス(キプロス)と顔を合わせる。
両者は今回が10度目の対戦で、ナダルの8勝1敗。上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、ナダルは3回戦で第24シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、4回戦で第6シードの
G・モンフィス(フランス)、準々決勝で第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。
昨年の全豪オープンでは、1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れて初の初戦敗退となった。2009年には
R・フェデラー(スイス)を下してタイトルを獲得しており、2012・2014年にも決勝進出を果たしている。
昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)3回戦で痛めた左手首の故障に悩まされたナダルは、8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)ダブルスで金メダルを獲得するなど活躍を見せた。しかし、手首の怪我が完治していないことを理由に10月でシーズンを終了。
今季の開幕戦であるブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で復帰を果たした。
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