テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の16日、男子シングルス1回戦が行われ、公式戦復帰を果たした第17シードの
R・フェデラー(スイス)が予選を勝ち抜いた元世界ランク8位の
J・メルツァー(オーストリア)を7-5, 3-6, 6-2, 6-2で下し、2回戦進出を決めた。
>>全豪OP 対戦表<<この日、フェデラーは第6ゲームでメルツァーにブレークを許し追う展開となるも、第7・第11ゲームでブレークに成功し、第1セットを先取。
続く第2セットを落としたフェデラーだったが、巧みな配球でメルツァーを翻弄し、第3セット以降はメルツァーを寄せつけずに2時間5分で勝利を手にした。
2回戦では、予選勝者の
N・ルービン(アメリカ)と対戦する。ルービンは、同日の試合で
B・フラタンジェロ(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
昨年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で痛めた膝の怪我の影響で、以降全大会を欠場したフェデラーは、今年1月上旬に行われたエキシビションの国別対抗戦ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)で姿を見せ、公式戦では今回が復帰戦となる。
これまでのグランドスラムで歴代最多17勝を誇る元世界ランク1位のフェデラーは、2012年のウィンブルドン以降、四大大会のタイトルから遠ざかっている。
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