16日から開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は14日、公式戦の復帰を果たす第17シードの
R・フェデラー(スイス)が会見で「全てコントロール出来ていて、最高の気持ち」と喜びを語った。
>>錦織vsクズネツォフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<膝の怪我の影響で2016年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から全大会を欠場したフェデラーは、今年1月上旬に行われたエキシビションの国別対抗戦ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)について「最高の準備になったと感じている。それが完璧かどうかは、これから分かるはず。パースでのコートの速さは同じだった」と手応えを感じていた。
記者から「直面するかもしれない4セットや5セットの戦いについては?」と聞かれ「誰にでもふりかかる問題。(5セットマッチは)デビスカップかグランドスラムだけ。この1年間は、ほとんど5セットの試合をせずに過ごしていた。出来る限りのハード・トレーニングをしてきたから準備は出来ている。2時間半とか3時間の練習を何度もしていた」と全豪オープンを4度制しているフェデラーは自信を見せた。
これまでのグランドスラムで歴代最多17勝を誇る元世界ランク1位のフェデラーは、2012年のウィンブルドン以降、四大大会のタイトルから遠ざかっている。
そのウインブルドンの決勝で対戦した
A・マレー(英国)とは、フェデラーが8強入りすると準々決勝で対戦する可能性がある。
フェデラーは初戦で、予選3試合を勝ち抜いた元世界ランク8位の
J・メルツァー(オーストリア)と対戦する。
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