男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は7日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)は第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-7 (7-9), 2-6のストレートで敗れ、2年連続の決勝進出とはならなかった。この結果、第3シードの
錦織圭は決勝でディミトロフと対戦する。
>>錦織vsディミトロフ 1ポイント速報<<>>ブリスベン国際 対戦表<<第1セット、互いに1度もブレークポイントを与えずタイブレークに突入。ラオニッチは自身のミスとディミトロフのストロークに苦戦し、7-9でこのセットを落とす。
続く第2セットでも、ラオニッチはペースを掴むことができず、第5・7ゲームでブレークを許して1時間27分で敗れた。
初戦の2回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)にストレート勝ち、前日の準々決勝では第5シードの
R・ナダル(スペイン)に逆転で勝利して勝ち上がりだった。ブリスベン国際には今年が4度目の出場、昨年は決勝で
R・フェデラー(スイス)を下して初のタイトルを獲得していた。
決勝で対戦する錦織とディミトロフは、今回が4度目の対戦で錦織の3連勝。直近は2016年のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)準々決勝で、この時は錦織がフルセットの末、勝利した。
錦織は、初戦の2回戦で予選勝者の
J・ドナルドソン(アメリカ)を逆転で下し、準々決勝で世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)にストレートで勝利。同日の準決勝では、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)に快勝して決勝進出を果たしている。
ブリスベン国際は今年で6年連続の出場で、2013・2014・2015のベスト4進出が最高成績。昨年は準々決勝で
B・トミック(オーストラリア)にフルセットで敗れた。
一方、ディミトロフはブリスベン国際に4年連続の出場。2013年は、決勝で世界ランク1位の
A・マレー(英国)に敗れるも準優勝を飾っている。
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