女子テニスで怪我によりツアー離脱を余儀なくされていた元世界ランク40位の
森田あゆみは18日に自身のブログを更新し、30日から開幕するブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)の予選で復帰することを明かした。
ブログ冒頭で「(ナショナルトレーニングセンターでの合宿で)私は手首の状態が少し良くなかったので様子を見ながら2回位しか一緒に練習することは出来ませんでしたが、選手と練習すること自体が凄く久しぶりだったので私にとって良い練習、トレーニングになり良い刺激にもなりました!今は手首も良い状態に戻って数日前からまた普通に練習出来ているので大丈夫です!」と現状を綴った。
現在26歳の森田は、過去の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2度3回戦へ進出、2011年には自己最高の世界ランク40位をまで上り詰めた。
近年は故障に悩まされ、2015年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)以降ツアーを離れていたが、今年6月のITFサーキットの高雄大会(台湾/高雄、ハード、1万ドル)で1年ぶりに復帰。予選1回戦で
林恵里奈と対戦したが、途中リタイアとなっていた。
ツアーを離れていた時期を振り返り「腰の怪我でツアーを離れてから約2年半。本当に私1人では復帰まで辿り着けなかったと思います。どんな時でも私の事を信じて一生懸命復帰に向けてサポートして下さる方々がいたから、なんとか耐えてこれました。周りの方々に恵まれている幸せを日々感じています」と感謝の想いを綴った。
続けて「試合復帰はもの凄く嬉しいですし、楽しみですがここがゴールではなくスタートラインにやっと立つ感覚です。今までサポートして下さったり応援してくれる方々に少しでもこれから恩返しをしていけるよう、また良い試合で元気に私らしいテニスをしている姿を見てもらえるように頑張っていきます!まずは12月30日に始まるブリスベンの予選に向けて引き続き良い練習と良い準備をしていきたいと思います!」と締めくくった。


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