男子テニスで世界ランク5位の
錦織圭が8日、約2カ月ぶりに自身のブログを更新し「今シーズンはとても充実した1年になりました」と今季を振り返った。
「今シーズンも終わり今はオフでテニスは休憩中です!今週は撮影やら取材、会社訪問など忙しいですが楽しくもあります。毎年恒例の対決など、今年は新しい番組にも出たり息抜きになっています」と錦織。
続けて「特にマスターズでの成績が前年よりも良かったかな。決勝に2回いけたのは自信になります。ローマ、マドリードでのベスト4もとても価値のあるものでした!」と綴ったように、5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)とBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でベスト4進出。
3月のマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)と7月のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で決勝進出を果たし、いずれも
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたが準優勝を飾るなど、ツアー大会でグランドスラムに次ぐグレードの大会で多くの結果を残した。
同年のマスターズ2大会で決勝へ進んだのは、初のことだった。
また「今年はオリンピックで銅メダルを獲得することもでき今までにない経験がたくさんできました」と綴ったリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では、3位決定戦で
R・ナダル(スペイン)をフルセットで破り
熊谷一弥以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する偉業を成し遂げた。
錦織は「メダルの感触はどの大会のトロフィーともまた違って、いろんな思いが詰まってとても重かったです。また一つ成長できたのかなと。。」と心境を明らかにした。
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