男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は20日、シングルス決勝戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 6-4のストレートで破り大会初優勝を果たした第1シードの
A・マレー(英国)は、会見で「昨夜は良く眠れたが、爽快な朝ではなかった。とても疲れていた」と試合前の心境を語った。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<ファーストサービスの確率を54パーセントまで落とし、ジョコビッチに1度のブレークを許したマレーだったが、自身はトータルで3度のブレークに成功して1時間43分で勝利した。
「ノヴァーク(ジョコビッチ)はベストのプレーではなかったと思う。もっと良い試合をこれまでも戦ってきた。試合の最後は興奮したし、ドラマチックだったが、お互いミスが多かったように思う」とマレー。
続けて「きっと自分の方が良いプレーをしたんだと思う。必要な時に安定したプレーが出来た。そうでなかったらノヴァークのような素晴らし選手を倒すことはできない」と、試合を振り返った。
10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)での優勝以降、4大会連続でタイトルを獲得し今大会へ挑んでいたマレー。さらに、予選ラウンドロビンで第5シードの
錦織圭(日本)、前日の準決勝では第4シードのM・ラオニチといずれもフルセット戦を戦い抜いて決勝まで駒を進めており、「とても疲れていた」と話したようにマレーへの身体への負担は大きかった。
「試合へ向けてのウォーミングアップでは問題なくボールが打てていたが、ちょっと動きが鈍く足が重かった。試合が長くなればなるほど自分はもっと悪くなり、彼はより良くなってプレーするだろうと思っていた。2セットで終えられたのはとてもラッキーだった」と心境を語った。
マレーはATPワールドツアー・ファイナルズで初優勝を飾ると同時に、世界ランキングでの年間1位が決まった。


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