男子テニス下部大会の兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード)は8日、シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝で第3シードのダニエル 太郎(エイブル)は守屋 宏紀(北日本物産)に1-6, 1-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
この試合、第1セットの第1ゲームでいきなりブレークを許したダニエル 太郎は、終始凡ミスが目立ち、守屋に傾いた流れを引き戻せず、1度もブレーク出来ずにわずか51分で敗れた。
昨年の兵庫ノア・チャレンジャーでは、決勝戦で
J・ミルマン(オーストラリア)に敗れるも準優勝を飾っていたダニエル 太郎だったが、今年は1回戦で姿を消した。
今年は8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)に当初は出場予定ではなかったが、
R・フェデラー(スイス)や
J・ヴェセリ(チェコ共和国)らが欠場を表明したため、繰り上がりでオリンピック初出場が決まった。
1回戦で
J・ソック(アメリカ)、2回戦で
K・エドモンド(英国)を下し、3回戦では銀メダルを獲得した
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)から第1セットを先取するも、その後逆転を許して敗退。しかし、初出場ながら3回戦まで勝ち進む快進撃を見せ、日本のファンを沸かせた。
一方、勝利した守屋は2回戦でL・Lokoli(フランス)と対戦する。
■関連ニュース■
・ダニエル 太郎 五輪シード破る・ダニエル 太郎 中国で事故に遭う・ダニエル 太郎「セーヌ川大好き」