リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は6日、男子テニスのシングルス1回戦が行われ、世界ランク118位の
ダニエル太郎(日本)が第14シードの
J・ソック(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破る番狂わせを起こし、2回戦進出を果たした。
>>男子シングルス対戦表<<この試合、ソックの強烈なフォアハンドを封じるためにバックハンド側へボールを集めたダニエル太郎が主導権を握り、第1セットを先取。第2セットに入ってもミスを重ねるソックを隙をついて第3ゲームでブレークし、リードを守った。
2回戦では
K・エドモンド(英国)と対戦する。エドモンドは1回戦で
J・トンプソン(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
当初、ダニエル太郎は今大会に出場予定ではなかったが、
R・フェデラー(スイス)や
J・ヴェセリ(チェコ共和国)らが欠場を表明したため、繰り上がりでオリンピック初出場が決まった。
同日には第4シードの
錦織圭(日本)が世界ランク33位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)をストレートで下し、危なげなく初戦突破。
杉田祐一(日本)は
B・ベイカー(アメリカ)と1回戦で対戦する。女子では
土居美咲(日本)が
Y・シュウェドワ(カザフスタン)、
日比野菜緒(日本)は
I・C・ベグ(ルーマニア)と初戦で顔を合わせる。
また、女子ダブルスには土居/
穂積絵莉(日本)組が第2シードの
C・ガルシア(フランス)/
K・ムラデノヴィック(フランス)組との初戦に挑む。
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