女子テニスツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)は26日、予選ラウンドロビンのホワイト・グループ2試合が行われ、第8シードの
S・クズネツォワ(ロシア)が第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を3-6, 6-2, 7-6 (8-6)の逆転で破り、激戦を制してベスト4進出を果たした。
この試合、トータル7度のブレークを許したクズネツォワだったが、自身はそれを上回る8度のブレークに成功。2時間17分の大接戦を制した。
現在31歳のクズネツォワは24日に行われた予選ラウンドロビンの第1試合目で第2シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)を7-5, 1-6, 7-5のフルセットで下していた。
この試合中、クズネツォワがプレーの邪魔になっていた自身の髪の毛をハサミで切り落とす場面があり、会場をどよめかせる場面があった。
また、同日には第2シードで昨年覇者のA・ラドワンスカが第5シードの
G・ムグルサ(スペイン)を7-6 (7-1), 6-3のストレートで下した。
今大会のレッド・グループには第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第6シードの
M・キーズ(アメリカ)、第7シードの
D・チブルコワ(スロバキア)が決勝トーナメント進出をかけて争っている。
26日現在の予選ラウンドロビンは以下の通り。
【レッド・グループ】(1)A・ケルバー 2勝0敗
(3)S・ハレプ 1勝1敗
(6)M・キーズ 1勝1敗
(7)D・チブルコワ 0勝2敗
【ホワイト・グループ】(2)A・ラドワンスカ(ポーランド) 1勝1敗
(4)Ka・プリスコバ(チェコ共和国) 1勝1敗
(5)G・ムグルサ(スペイン) 0勝2敗
(8)S・クズネツォワ(ロシア) 2勝0敗
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