好調の22歳プイユ初戦敗退

全米オープン時のプイユ

画像提供： tennis365.net

男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500）は２５日、シングルス１回戦が行われ、第７シードのＬ・プイユ（フランス）はＦ・ロペス（スペイン）に4-6, 6-2, 5-7のフルセットで敗れ、初戦で姿を消した。

今年９月のモゼール・オープン（フランス/メッツ、ハード、ATP250）でツアー初優勝を果たした２２歳のプイユは、この日ベテランのロペスに１５本のサービスエースを決められ、ファイナルセットではマッチポイントを握ったが２時間７分で力尽きた。

勝利したロペスは、２回戦でＪ・イズナー（アメリカ）と対戦する。

同日の１回戦では第４シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）が元世界ランク８位のＪ・メルツァー（オーストリア）に3-6, 5-7のストレートで敗れ、初戦敗退を喫した。

バウティスタ=アグは上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）で世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）らを破り、マスターズ初の決勝進出を果たす活躍を見せた。しかし、前週のクレムリン・カップ（ロシア/モスクワ、ハード、ATP250）でも初戦の２回戦で敗れていた。

勝利したメルツァーは怪我の影響で現在の世界ランキングを４１７位に落としているが、これまでキャリア通算５勝をあげており、２０１０年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）ではベスト４へ進出している。

２回戦では、Ｆ・フォニュイーニ（イタリア）とA・ラモス=ヴィノラス（スペイン）の勝者と対戦する。

また、その他のシード勢では第３シードのＤ・ティエム（オーストリア）、第５シードのＤ・フェレール（スペイン）、第６シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）は２回戦進出を果たした。