男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)は22日、シングルスの予選1回戦が行われ、予選第3シードの
杉田祐一(日本)がU・Ignatik(ベラルーシ)を6-2, 6-1のストレートで下し、2年連続の本戦入りへ王手をかけた。
この試合、杉田はトータルでIgnatikに1度もブレークを許さず、4度のブレークに成功。わずか55分で勝利を手にした。
本戦出場をかけて、決勝で
B・ベッカー(ドイツ)と対戦する。
28歳の杉田は今シーズン好調で、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では初出場で初戦突破。W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では予選を勝ち抜き、本戦1回戦で
N・マウー(フランス)、2回戦で
A・ズベレフ(ドイツ)を下してマスターズ初のベスト16進出を果たした。
昨年の同大会では、予選2戦を勝ち抜いて本戦入りを果たし、本戦1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)にストレートで敗れた。
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