男子テニスの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)は大会2日目の4日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク91位の
ダニエル太郎(日本)は元世界ランク8位の
J・ティプサレビッチ(セルビア)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、初の2回戦進出とはならなかった。
>>楽天OP対戦表<<第1セット、第2ゲームで先にブレークを許したダニエル太郎は3ゲームを連取される。第4ゲームでようやくサービスキープに成功するが、ティプサレビッチの安定したストロークを崩すことができず、ゲームカウント2-6でこのセットを落とす。
第2セット、ダニエル太郎は単調なミスが増え始めるが粘りを見せ、第4ゲームでは0-40から自身のサービスゲームを死守する。ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲーム、ダニエル太郎は2度のブレークチャンスを握るも、ものにすることができない。
迎えた第10ゲーム、最後はダニエル太郎のフォアハンドがネットにかかり、ストレートで敗退となった。
両者は今回が初の対戦だった。
これまでツアー4度の優勝を誇るティプサレビッチは、2012年に自己最高の世界ランク8位を記録したが、現在は怪我の影響で173位にランキングを落としている。
また先週のシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード、ATP250)では4強入りの活躍を見せた。
2回戦では第7シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
両者は今回が3度目の対戦で、1勝1敗。
日本勢からはダニエル太郎の他に第1シードの
錦織圭(日本)、
西岡良仁(日本)、
杉田祐一(日本)、
添田豪(日本)が本戦に出場。同日行われたシングルス1回戦で西岡は第5シードの
D・ゴファン(ベルギー)にストレート負け、杉田も第2シードの
G・モンフィス(フランス)に完敗した。
また、大会初日の3日に行われたシングルス1回戦で錦織は
D・ヤング(アメリカ)に逆転勝利、予選勝者の添田は
F・ベルダスコ(スペイン)にフルセットで敗れていた。
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