男子テニスでツアー下部大会を中心に活動していた南アフリカ出身で21歳のJ・チェッティが、八百長を行おうとしたことが発覚し、公式戦への生涯出場停止処分が下されたとテニス腐敗防止組織(TIU)が公にした。
TIUが明らかにしたところによると、2015年11月に南アフリカのステレンボッシュで行われたフューチャーズ大会で、選手へ故意に不正を持ちかけ、シングルスの試合に対して2,000ドル(約20万円)、ダブルスの試合に対して600ドル(約6万円)を渡そうとしたという。
依頼を受けた選手が誰かは明かされていないが、その選手はそれを拒否してTIUへ事実を報告した。
TIUが28日に伝えたところによると、独立した腐敗防止委員によって現在世界ランク1,857位のチェッティに対して生涯出場停止処分が言い渡された。
(STATS - AP)
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