男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナ(日本/大阪、ハード)は18日、シングルス2試合が行われ、
ダニエル太郎と
西岡良仁が勝利。日本は通算5連勝でウクライナを破り、ワールドグループ残留を決めた。
初日の第1試合はダニエル太郎が
S・スタコフスキ(ウクライナ)の緩急をつけたテニスに苦戦するも、ストレート勝ちで日本チームに勢いを与えた。
第2試合には西岡良仁が登場し、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で16強入りした
I・マルチェンコ(ウクライナ)をセットカウント3-1で振り切り、ワールドグループ残留に王手をかけた。
2日目のダブルスには全米オープンでベスト4進出を果たしたエースの
錦織圭が
杉田祐一とペアを組み、A・スミルノフ(ウクライナ)/ スタコフスキ組に快勝した時点で、日本のワールドグループ残留が決定。
3日目は勝敗が決まっていたため3セットマッチで行われ、ダニエル太郎と西岡が勝利し、日本は5戦全勝でウクライナを撃破した。
日本とウクライナの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 7-6 (7-4), 7-6 (7-2), 6-1 S・スタコフスキ
・シングルス第2試合:西岡良仁 6-4, 5-7, 6-4, 7-5 I・マルチェンコ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 杉田祐一 6-3, 6-0, 6-3 A・スミルノフ/ S・スタコフスキ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 3-6, 7-5, 6-1 A・スミルノフ
・シングルス第2試合:西岡良仁 6-2, 6-2 D・カレニチェンコ
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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