男子テニスツアーの下部大会である中国国際チャレンジャー2016(中国/南昌、ハード、ATPチャレンジャー)は17日、シングルス決勝戦が行われ、世界ランク220位の
守屋宏紀が第4シードのH・チャンを4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、2年ぶりの優勝を果たした。
決勝戦、第1セットを落とした守屋は、第2セットに入るとファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得して1度もブレークチャンスを与えず、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは1ブレークに成功し、2014年7月にカナダのグランビーで行われたチャレンジャー大会以来の優勝を決めた。試合時間は1時間59分。
10月に発売が予定されているテクニファイバーの
T-FIGHT 300 DCを使用してタイトルを獲得した守屋は「とても嬉しく思います。2年の間に色々なことがありましたが、本当に嬉しいです」と優勝を噛み締めた。
T-FIGHT 300 DC
今回の決勝戦は「相手としっかり勝負することを考えてやりました。自分のテニスで、勝ちを掴めたことは良かったです。ここからが、またスタートだと思っています。とにかく毎試合、出し切ることです」とコメントした。
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