【現地レポート】24日に行われたテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)男子シングルス予選3回戦で予選第28シードのD・ノビコブに逆転で敗れ、惜しくも2年連続の本戦入りを逃した
守屋宏紀。tennis365.netは26日、守屋に独占インタビューし、現在の心境などを聞いた。
>>ウィンブルドン対戦表<<今大会の予選3回戦については「ファースト(セット)はいい流れで取ることが出来た。けど、相手が変則的なプレーも入れてきたので、最後まで流れを引き寄せることが出来なかった」と悔やんだ守屋は、ノビコブに6-2, 2-6, 3-6, 2-6で逆転を許した。
昨年は予選3試合を勝ち抜き、1回戦で2014年の全米オープン覇者である
M・チリッチ(クロアチア)にストレートで敗れるも、第3セットはタイブレークまで持ち込む健闘を見せた。
ガッツポーズの守屋宏紀
今年の4月からスペイン人のコーチをつけている守屋は「新たな刺激と変化を求めるためにやっている。まだまだこれからです」と更なる飛躍を誓い、今後の目標は「トップ100に入ること。そうすれば出れる大会も多くなる」と話した。
フォアハンド時の守屋宏紀
自身が使用するフランスのラケットスポーツメーカーであるテクニファイバーのラケットについては「年々、ラケットは自分にフィットしている。行った国々でスタッフの対応が良くて有難いです。テクニファイバーを使用する選手も増えていて、自分もその一員にいることを嬉しく思います」と笑顔で答えた。
フォアハンド時の守屋宏紀
最後に日本のテニスファンに向けて「自分も大きなニュースに取り上げてもらえるように日々頑張っているので、是非応援していただきたいと思います」と述べた。
守屋は2012年の全米オープンで初のグランドスラム本戦入り、その年のタイ・オープンでは
R・ハーセ(オランダ)を下してツアー初勝利。さらに楽天ジャパン・オープンでは
S・ワウリンカ(スイス)とフルセットの戦いを演じた。
2014年には下部大会のチャレンジャーで初優勝を飾り、世界ランキングの自己最高は2015年の143位。
>>テクニファイバー ラケット一覧<<
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