テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)は第24シードの
L・プイユ(フランス)に1-6, 6-2, 4-6, 6-3, 6-7 (6-8)のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<元世界ランク1位のナダルがグランドスラムで最後に優勝したのは、2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)。この日の敗戦で、2年連続の四大大会無冠となった。
両者は昨年のモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で対戦しており、その時はナダルがストレートで勝利していた。
この日、第4セットを45分で取り2セットオールに追いついたナダルは、ファイナルセット序盤でプイユのサービスゲームを破り、リードする。しかし、第8ゲームでブレークバックを許すと、徐々に流れはプイユに傾き、4回戦敗退となった。
勝利したプイユ
全米オープンでナダルは2010・2013年に優勝。2014年は右手首の負傷で欠場し、昨年は3回戦で
F・フォニュイーニ(イタリア)にフルセットで敗退。
また、8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)の3位決定戦で
錦織圭(日本)に敗れて銅メダル獲得を逃したナダルは、その後のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では3回戦で
B・チョリッチ(クロアチア)に完敗していた。
一方、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続きグランドスラム2大会連続のベスト8進出を果たしたプイユは、準々決勝で第10シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。
同日の4回戦でモンフィスは、
M・バグダティス(キプロス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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