テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会2日目の30日、男子シングルス1回戦が行われ、第8シードの
D・ティエム(オーストリア)が世界ランク66位の
J・ミルマン(オーストラリア)を6-3, 2-6, 5-7, 6-4, 6-3のフルセットで下し、辛くも初戦突破を果たした。試合時間は3時間5分。
>>全米オープン対戦表<<両者は8月中旬のW&Sオープン(アメリカ/シンシナテイ、ハード、ATP1000)2回戦で対戦し、その時もティエムが勝利していた。
2回戦でティエムは
R・ベランキス(リトアニア)と対戦する。ベランキスは1回戦で
M・ジャジーリ(チュニジア)を逆転で下しての勝ち上がり。
22歳のティエムは、今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初のベスト4進出。これまでの全米オープンでは2014年の16強入りが最高で、その時は4回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)にストレートで敗れた。
惜しくも敗れたミルマン
一方、敗れたミルマンはリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)2回戦で
錦織圭(日本)にストレートで敗れるも接戦を演じた。また、前週のウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)では準々決勝で
R・ガスケ(フランス)を破り、ベスト4へ進出した。
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