男子テニスの下部大会であるアクア・ドローミア・テニスカップ(イタリア/コルデノンス、クレー、ATPチャレンジャー)は19日、シングルス準々決勝で、第2シードの
ダニエル太郎(日本)はL・ソネゴ(イタリア)と対戦する予定だったが、ソネゴが体調不良により棄権したため、ダニエル太郎は不戦勝で準決勝へ駒を進めた。
今大会、ダニエル太郎は1回戦でF・デ=ポーラ(ブラジル)、2回戦でM・ドナーティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
準決勝では、G・クインツィ(イタリア)と対戦する。
ダニエル太郎は、14日まで行われていたリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)に当初は出場予定ではなかったが、
R・フェデラー(スイス)や
J・ヴェセリ(チェコ共和国)らが欠場を表明したため、繰り上がりでオリンピック初出場が決まった。
1回戦で
J・ソック(アメリカ)、2回戦で
K・エドモンド(英国)を下し、3回戦では元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)から第1セットを先取するも、その後逆転を許して敗退。しかし、初出場ながら3回戦まで勝ち進む快進撃を見せ、日本のファンを沸かせた。
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