男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)への出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が15日に発表され、
錦織圭(日本)は前回と変わらず4位をキープ。その他、トップ10選手も変動はなかった。
錦織は、14日に行われたリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)の男子シングルス3位決定戦で
R・ナダル(スペイン)をフルセットで破り、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)銀メダリストの
熊谷一弥(日本)以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
しかし、オリンピックはポイントが付かないため、前週と変動はなかった。
今週はW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)に第5シードで出場していたが、18日の3回戦で世界ランク21位の
B・トミック(オーストラリア)にストレートで敗れ、大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>W&Sオープン対戦表<<今後は29日からの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場する予定。
11月13日からのATPワールドツアー・ファイナルは、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。
8月15日付の最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:
N・ジョコビッチ(セルビア) 9,040ポイント
2位:
A・マレー(英国) 7,225ポイント
3位:
M・ラオニチ(カナダ) 4,015ポイント
4位:錦織圭 3,505ポイント
5位:R・ナダル 2,930ポイント
6位:
D・ティエム(オーストリア) 2,845ポイント
7位:
S・ワウリンカ(スイス) 2,730ポイント
8位:
G・モンフィス(フランス) 2,545ポイント
9位:
T・ベルディヒ(チェコ共和国) 2,440ポイント
10位:
R・フェデラー(スイス) 2,130ポイント
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