男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は12日、ビヨン・ボルグ・グループのシングルス第2戦が行われ、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が第5シードの
B・シェルトン(アメリカ)を4-6, 7-6 (9-7), 7-5の死闘の末に逆転で破り1勝目を挙げるとともに、初の準決勝進出に望みを繋いだ。
>>【動画】勝利の瞬間、雄叫びを上げるオジェ アリアシム<<>>【組合せ・賞金一覧】アルカラス、シナーら Nitto ATPファイナルズ<<>>西岡 良仁、綿貫 陽介、坂本 怜ら 兵庫ノア・チャレンジャー組合せ<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。
25歳で世界ランク8位のオジェ アリアシムが同大会に出場するのは3年ぶり2度目。初出場となった2022年は予選敗退を喫した。
今大会は第1戦で第2シードの
J・シナー(イタリア)に5-7, 1-6のストレートで敗れ、黒星スタートとなった。
一方の23歳で世界ランク5位のシェルトンは第1戦で、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)にストレート負けを喫している。
1敗同士の対戦となった第2戦、オジェ アリアシムは1度ブレークに成功したものの、自身は2度のブレークを許して第1セットを先行される。それでも第2セットでは、両者キープを重ね突入したタイブレークをものにしセットカウントは1-1となる。
そして迎えたファイナルセットでオジェ アリアシムは安定してキープを続け、リターンゲームでは終盤の第12ゲームでブレークを果たし2時間25分で勝利。予選ラウンドロビン1勝目を挙げ、同大会で初の準決勝進出に望みを繋いだ。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「序盤は彼(シェルトン)の方がずっと良いプレーをしていた。屋内で1セット内に2度ブレークされるなんて、めったにないこと。変な立ち上がりだったけど、試合が進むにつれてリターンをコートに返せるようになっていった。ラリーに持ち込めば勝機があると感じていたよ。戦い続けて、信じて、次のポイントを正しい形でプレーすることが大事なんだ」
「身体の状態はすごく良かった。しっかり回復できて、正しい準備ができたと思う。今日は2時間半、ハイレベルな試合をプレーできた。彼のサーブは本当に素晴らしかったし、あれだけのプレーをされたら相手を称えるしかない。でも同時に、自分も冷静さを保てたことを誇りに思うよ」
一方、同グループ2連敗となったシェルトンは準決勝進出へ向け苦しい立場に立たされた。
なお、第3戦でオジェ アリアシムはズベレフと、シェルトンはシナーと対戦する。
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