ダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)は16日、18歳以下男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
綿貫陽介(日本)(関東/グローバルプロTA)が第3シードの田中優之介(関東/秀明英光高)を4-6, 6-1, 6-3の逆転で下し、決勝進出を決めた。
この試合、綿貫は第1セットを落とすも第2セットから切り替え、ポイントごとに大きな声で自身を奮い立たせた。迫力のあるファーストサービスで田中を圧倒した綿貫は、ファイナルセットでも主導権を握り、勝利した。
決勝では、第4シードの
清水悠太(日本)(関西/西宮甲英高)と対戦する。清水は、同日の試合で第12シードの田形諒平(関東/狛江インドアジュニアATPチーム)をストレートで下しての勝ち上がり。
綿貫は、昨年の同大会18歳以下男子シングルスで決勝まで勝ち進むも、
小林雅哉(日本)にフルセットで敗れて準優勝という悔しい経験をした。今年は優勝を狙う。
現在世界で活躍している世界ランク7位の
錦織圭(日本)は、2001年の全日本ジュニアテニス選手権12歳以下男子シングルスで優勝を飾っている。
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