60度以上にもなるテニスコートを2-3時間駆けまわっている。プロのテニス選手は脱水や熱中症についてどのような対策をしているのだろうか。
夏場のテニス、誰しも数分動いただけで身体の動きが鈍くなったり、気分が悪くなったりすることがあるだろう。
今年6月の昭和の森国際男子オープン(東京都昭島市/昭和の森テニスセンター、砂入り人工芝、フューチャーズ)で準優勝を飾る活躍を見せた世界ランク631位の
綿貫裕介(日本)プロに水分補給の極意について伺った。
【綿貫プロ独占インタビュー】
-暑さ対策について気をつけていることは?コートには必ずクーラーボックスに氷や氷嚢と一緒に水分、エネルギー補給のためのゼリーなどを入れて持っていきます。
熱がこもると体が動かなくなって来たり、集中を欠いたりするので首や頭部を冷やしたりします。でも一番意識するのは水分の摂り方です。
-身体を冷やすのはもちろんですが、水はただ飲めばいいというわけではないのですか?ただのお水などをいくら飲んでいてもどんどん汗で出てしまい、結局脱水が進んでいることもあるようで、飲むタイミングや種類を特に気を付けています。
いくら冷やしても脱水してしまえば意味がないので。
このことに気が付くまでは暑さでボーっとしてしまったり、足をつったりと、かなり苦労しました。
-どんな風に飲むと効果的に水分補給ができるのですか?まず、のどが渇く前に飲むというのは前提ですが、最近ではテニスをする前日の夜にしっかり飲むようにしています。ただ、先ほども言いましたがただの水分ではトイレで出てしまうので「グリセリンローディング」という方法を使用したものを飲んでいます。
-前日からの準備が大事ということですね。「グリセリンローディング」とはどんな効果があるのですか?昨年から使っているのですが、グリセリンという栄養素が水分を引っ張る力を持っていて脱水を防いでくれるのです。汗やトイレの回数が少し減るのが実感できるくらい、無駄に排泄されません。
-夏だけじゃなくて普段でも使えそうですね?砂糖も人工甘味料も使用していないので普段、カロリーを気にしている時でも使えるのが有難いんです。どうしてもウェイトコントロールなどするときは脱水になりやすいですからね。僕は冬のたくさん飲めない時期でも使っています。
果たして、飲み物を飲むタイミングや種類を変えるだけで、夏場の運動中の悩みを本当に解決することができるのだろうか。
そこで運動中の水分補給について特に水分補給系サプリメントの販売に力を入れている合同会社SUN・PLUS高野氏に話を伺った。
「よく、お水やお茶だけ飲んでいる方を見かけますが、それではすぐに排泄されやすくなります。
そこで、すぐに体外に排出されてしまわないようにするための水分補給方法の一つに日本では未だ馴染みの薄いグリセリンローディング法という方法があります。
この方法は【グリセリン】を水に溶かして摂取する方法で、効率的に【保水】する方法としてオリンピック選手らも使用していました。
グリセリンがお水を引っ張り込む性質を利用して体外に無駄に排泄されるのを防ぎます。
その結果、体が水で満たされるのでエネルギー効率が良くなったり、アミノ酸や電解質などの栄養素の働きが良くなって疲れにくくなったり、足がつりにくくなったりするという声が多数上がっています。
また、濃度が極端に濃いと逆効果になる場合もあるので自作される場合はとても注意が必要です。
市販のものは砂糖も使っておらず、甘くなく飲みやすいですし、低カロリーなのでとてもおすすめです。できるだけ、市販のものを使用しましょう。
このように水分はただ摂れば良いというわけではなく「適した量」「適した方法」で摂取することで熱中症、脱水症のリスクを大幅に回避するだけでなく、
パフォーマンスにも大きな影響をもたらすのです。」(SUN・PLUS/高野氏)
>>グリセリンローディングを用いたドリンクはコチラ<<>>グリセリンローディングのメカニズムはコチラ<<高野氏も強調するように水分はただ取ればいいというわけではなく、摂取する量やタイミングが重要である。
今年の夏、少しでも快適に楽しくテニスをするために効率的な水分補給法「グリセリンローディング」を試してみるのはいかがだろうか。
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