国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額2,846万円)は8日、男子ダブルス決勝が行われ、ノーシードの
綿貫裕介(日本)/
綿貫陽介(日本)組が第8シードの
佐野紘一(日本)/
小ノ澤新(日本)組を6-2, 6-1のストレートで下し、優勝を飾った。
>>全日本テニス選手権 対戦表<<決勝戦、第1セットの第3ゲームで兄の裕介が鮮やかなロブを決め、弟の陽介は強烈なリターンを決めるなどでブレークに成功して勢いに乗った。
その後も綿貫兄弟が主導権を握り、最後は陽介のリターンを佐野がネットにかけてゲームセットとなった。
今大会、綿貫兄弟は1回戦で第7シードの
近藤大生(日本)/
鈴木貴男(日本)組、2回戦で
笹井正樹(日本)/ 野口政勝組、準々決勝で第3シードの
内山靖崇(日本)/
添田豪(日本)組、準決勝では第1シードで昨年優勝の
仁木拓人(日本)/
吉備雄也(日本)組を破る快進撃で決勝へ駒を進めていた。
優勝の綿貫兄弟
裕介は混合ダブルスで2連覇、シングルスでは準々決勝で昨年覇者の
江原弘泰(日本)に敗れるもベスト8へ進出。
陽介は1回戦で予選から勝ち上がった
大西賢(日本)に敗れた。また、今年8月の全日本ジュニアテニス選手権18歳以下のシングルス・ダブルスで準優勝。9月のスーパージュニアテニス選手権大会はベスト8へ進出した。
敗れた佐野/ 小ノ澤組
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