男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-3), 6-7 (1-7), 6-4のフルセットの激闘の末に破り、3年ぶり2度目の決勝進出を果たすとともに、約2年ぶりとなるツアー優勝に王手をかけた。
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今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク52位の
D・アルトマイヤー(ドイツ)、2回戦で同48位の
Q・アリス(フランス)、3回戦で同33位の
A・ミケルセン(アメリカ)を下し準決勝に駒を進めた。
準決勝は28歳で世界ランク3位のズベレフとの顔合わせに。同世代の両者は長年ライバルとしてしのぎを削ってきており、今回が20度目の対戦となった。
準決勝の第1セットは両者譲らずキープを続けタイブレークに突入する。このタイブレークでメドベージェフは序盤から5ポイントを連取。このリードを守り切り先行する。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第12ゲームでメドベージェフは3本のマッチポイントを握るも、これをズベレフに凌がれると、その後のタイブレークを落とし1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、メドベージェフはファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第3ゲームでブレークに成功し、2時間59分の激闘を制した。
もはや伝統の一戦にもなりつつあるこの一戦を制したメドベージェフは、ズベレフとの対戦成績を13勝7敗とした。
メドベージェフがツアー大会で決勝に進出するのは昨年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来、約1年3ヵ月ぶり39度目となった。
メドベージェフは2023年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来、約2年ぶり21度目のツアー優勝をかけ、決勝で世界ランク45位の
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは準決勝で第8シードの
K・ハチャノフを下しての勝ち上がり。
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