ダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)は15日、18歳以下の男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
綿貫陽介(日本)(関東/グローバルプロTA)は第6シードの
野口莉央(日本)(関東/湘南工科大学附高)との接戦を7-6 (7-1), 2-6, 6-0のフルセットで制し、ベスト4進出を果たした。
この試合、第1セットをタイブレークの末に先取した綿貫だったが、第2セットを野口に取られて勝敗がファイナルセットへもつれ込む。
強い日差しが照りつける中、全力で戦い抜いた両者の身体は次第に悲鳴をあげていった。綿貫は疲労を見せながらも、最後までくらいつき勝利を手にした。
試合後、綿貫はカバン等をコーチに持ってもらい、足を引きずりながらコートをあとにした。
敗れるも熱戦を繰り広げた野口莉央(関東/湘南工科大学附高)
準決勝では第3シードの田中優之介(関東/秀明英光高)と対戦する。田中は、同日の試合で第8シードの藤井颯大(関西/同志社国際高)を下しての勝ち上がり。
田中優之介(関東/秀明英光高)
昨年の同大会で綿貫は、18歳以下男子シングルスで決勝まで勝ち進むも、
小林雅哉(日本)にフルセットで敗れて悔しくも準優勝となった。今年はリベンジに燃える。
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