リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は14日、テニスの男子シングルス決勝戦が行われ、準決勝で第4シードの
錦織圭を破った第2シードの
A・マレー(英国)が元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を7-5, 4-6, 6-2, 7-5で下して金メダルを獲得すると同時に、史上初の五輪連覇を達成した。
>>マレーvsデルポ1ポイント速報<<>>男子シングルス対戦表<<オリンピック史上、男子シングルスで誰も2大会連続の金メダル獲得を成し遂げていなかったが、2012年のロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)覇者であるマレーがそれを実現させた。
一方、敗れたデル=ポトロはロンドン・オリンピックで銅メダルを獲得しており、グランドスラムでは2009年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制した。
今大会の1回戦では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)をストレートで破り、2回戦で
J・ソウサ(ポルトガル)、3回戦で
ダニエル太郎、準々決勝で第10シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準決勝で第3シードの
R・ナダル(スペイン)を下しての決勝進出だった。
また、同日の3位決定戦では錦織がナダルをフルセットで下し、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)の単複で銀メダルを獲った
熊谷一弥以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
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