女子テニスツアーのブラジル・テニス・カップ(ブラジル/フロリアノポリス、ハード、WTAインターナショナル)は1日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
日比野菜緒(日本)がラッキールーザーのE・ウェブリー=スミス(イギリス)を6-3, 6-0のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、日比野はウェブリー=スミスに2度のブレークを許すもそれを上回る3度のブレークに成功して第1セットを先取。その後、流れを掴んだ日比野は第2セットでウェブリー=スミスに1ゲームも与えない試合を展開し、1時間3分で勝利した。
2回戦では、V・セペデ=ロイグ(パラグアイ)と対戦する。
日比野は4月のTEB BNP パリバ イスタンブール・カップで肩に痛みを感じ、帰国後にMRI検査を受けた結果、肩の関節に腫瘍(ガングリオン)ができていたことが発覚。
その後に出場予定だった2大会を欠場し、治療とリハビリに専念。5月の全仏オープンに間に合わせるも、初戦で
S・ハレプ(ルーマニア)に敗れた。その後のボル・オープンではベスト4進出を果たしている。
ウィンブルドンでは、元世界ランク9位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)に逆転で敗れて四大大会初勝利とはならなかった。
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