男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
錦織圭(日本)が予選勝者の
D・ノビコフ(アメリカ)に6-4, 7-5のストレートで勝利して2年連続の3回戦進出を果たし、復帰戦を白星で飾った。
>>錦織vsノビコフ1ポイント速報<<>>ロジャーズカップ対戦表<<7月上旬のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では2年ぶり2度目のベスト16進出を果たすも、
M・チリッチ(クロアチア)との4回戦で左脇腹の痛みにより錦織は途中棄権していた。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため、この日が復帰戦だった。第1セットは4ゲーム連取から、左脇腹に負担がかかるサービスゲームで2度のブレークを許してゲームカウント4-4に追いつかれるも、第9・第10ゲームを連取してセットカウント1-0とリード。
第2セットは第2ゲームでブレークする好スタートを切ったが、ノビコフの強打に押されブレークバックされる。その後は第11ゲームで再びブレークした錦織が主導権を握り、ストレートで勝利を手にした。
3回戦では第13シードの
L・プイユ(フランス)と
R・ラム(アメリカ)の勝者と対戦する。
上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第8シードのチリッチ、準決勝で第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第6シードの
D・ティエム(オーストリア)のどちらかと対戦する組み合わせ。
昨年のロジャーズ・カップは準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に初勝利し、ベスト4へ進出。準決勝では
A・マレー(英国)にストレートで敗れた。
これまでのマスターズは2014年のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)と今年のマイアミ・オープン(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)で決勝へ進出するもタイトル獲得を逃している。
今大会は昨年覇者のマレー、
R・フェデラー(スイス)、ナダルらが欠場している。
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