女子テニスのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード、WTAプレミア)は19日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク86位の
大坂なおみは主催者推薦出場のJ・ボーズラップ(アメリカ)に6-2, 4-6, 4-6の逆転を許し、初戦突破とはならなかった。
この試合、大坂はボーズラップに1度もブレークチャンスを与えずに第1セットを先取。しかし、続く第2セットを落とすと流れがボーズラップに傾き、ファイナルセットでは3度のブレークに成功するもボーズラップ4度のブレークを許し、2時間9分で敗れた。
大坂は現在18歳ながら全仏オープンのサービススピードランキングで、世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)と並んで1位になるほどの高速サービスと強力なストロークを武器としており、将来が大きく期待されている。
今シーズンは全豪オープンと全仏オープンで3回戦進出を果たし、ウィンブルドンでの活躍も期待されたが、前哨戦のAEGONクラシックで膝を痛めて欠場を余儀なくされた。今大会は約1カ月ぶりの公式戦だった。
また、今大会には日本勢からは大坂の他に
土居美咲と
日比野菜緒が出場しており、両者は2回戦で対戦する。ツアー大会での対戦は今回が初めて。
一方、勝利したボーズラップは2回戦で第3シードの
J・コンタ(英国)と対戦する。
今大会の第1シードは
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードは
D・チブルコワ(スロバキア)、第3シードはコンタ、第4シードは
C・バンデウェイ(アメリカ)、第5シードは土居、第6シードは
J・オスタペンコ(ラトビア)、第7シードは
A・コルネ(フランス)、第8シードは
V・レプシェンコ(アメリカ)となっている。
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