男子テニスのツアー大会であるAEGONノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATP250)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)が第4シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。
この試合、ミュラーはトータルで14本のサービスエースを叩き込み、ファーストサービスが入った時に91パーセントの確率ででポイントを獲得。ドルゴポロフのブレークを1度に押さえ、自身は3度のブレークに成功して1時間10分で勝利した。
準決勝では、第2シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。クエバスは、同日の準々決勝で第9シードの
M・バグダティス(キプロス)を逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク41位のミュラーは、6月上旬のリコー・オープンで
D・フェレール(スペイン)、
I・カルロビッチ(クロアチア)らを破り、決勝で
N・マウー(フランス)に敗れるも準優勝を飾った。続くAEGON選手権では
J・イズナー(アメリカ)を逆転で下してベスト8進出と、今季のグラスシーズンに入ってから好調さを見せている。
キャリアで未だタイトル獲得に至っていないミュラーは、今回自身初の優勝を狙う。
■関連ニュース■
・世界40位 昨年準Vに逆転勝利・12年ぶり 10本マッチしのぎ勝利・伏兵ミュラー ベスト8進出