女子テニスで全豪オープン2度の優勝を持つ元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)が、27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を右膝の怪我のために欠場することを明らかにした。
その怪我は、先月行われた全仏オープンの1回戦で痛めたもので、アザレンカはその試合を途中棄権しており、それ以降公式戦のコートに立っていない。
現在世界ランク6位のアザレンカは、ウィンブルドンには女子シングルスの第6シードで出場する予定だった。
アザレンカは、今季ここまで3大会で優勝する活躍を見せていた。その優勝には、3月に行われた準グランドスラムであるBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア)とマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア)が含まれており、BNPパリバ・オープン女子決勝では
S・ウィリアムズ(アメリカ)を下しての優勝だった。
アザレンカはこれまでのウィンブルドンで、ベスト4進出が2度、ベスト8進出が2度あるが、その内の3度はセリーナによって阻まれていた。
(STATS - AP)
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