男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)や第3シードのD・ティエムらベスト4が出揃った。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<フェデラーは、第5シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦。第1セットをわずか20分ほどで先取したフェデラーだったが、第2セットではゴファンに先にブレークを許すなど攻め込まれる。その後、タイブレークに突入し接戦を繰り広げるも、最後はゴファンのフォアハンドがアウトし、フェデラーが6-1, 7-6 (12-10)のストレートで勝利した。
準決勝では、19歳の
A・ズベレフ(ドイツ)と顔を合わせる。ズベレフはこの日、
M・バグダティス(キプロス)を7-6 (9-7), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。フェデラーとズベレフは、今年のローマ・マスターズで1度だけ対戦しており、その時はフェデラーがストレートで勝利した。
また、若手の中で今季1番活躍を見せている世界ランク7位のティエムは、この日の準々決勝で第8シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する予定だったが、コールシュライバーが腰の負傷により棄権を申し入れ、ティエムは労せずベスト4進出となった。
準決勝では、世界ランク192位の
F・マイヤー(ドイツ)と対戦する。マイヤーは今大会、2回戦で第2シードの
錦織圭と対戦する組合せだったが、錦織の棄権により戦わずしてベスト8進出。準々決勝では
A・セッピ(イタリア)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、今季初の4強入りを果たしている。
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