男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク192位の
F・マイヤー(ドイツ)が同594位の
B・ベイカー(アメリカ)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで下して初戦突破。この結果、第2シードの
錦織圭は2回戦でマイヤーと対戦することが決まった。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<現在32歳のマイヤーは過去に1度ツアーで優勝しており、世界ランキングでは2011年に記録した18位が自己最高。過去にウィンブルドンで2度ベスト8進出を果たすなど、グラスコートを得意にしている。大会前、芝のコートでの勝率6割1分7厘は、錦織の5割7分1厘よりも高い数字となっている。
錦織とマイヤーは、今回が3度目の対戦で過去は錦織の2連勝。直近でも2011年の全豪オープンの対戦までさかのぼり、約5年4カ月ぶりの顔合わせ。
今大会1回戦で錦織は世界ランク29位の
L・プイユ(フランス)と対戦。今季初めての芝の感触を取り戻すことに苦労し第1セットを落とすも、挽回に成功して勝利。試合中に脇腹の治療を受ける場面もあり心配されたが、辛くも2回戦進出を決めた。
シード勢が勝ち進んだ場合、ボトムハーフの錦織は準決勝で第3シードのD・ティエムか第8シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する組み合わせとなっている。
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