男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク65位で18歳の
T・フリッツ(アメリカ)が予選勝者のF・マルティン(フランス)を3-6, 7-6 (8-6), 6-1の逆転で下して初戦突破を果たした。
この試合、第1セットを落としたフリッツだったが、第2セットをタイブレークの末に取ると流れを掴み、ファイナルセットではマルティンに1度もブレークチャンスを与えずに1時間28分で勝利した。
2回戦では、第1シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。フェデラーは、5日まで行われていた全仏オープンを腰の怪我を理由に欠場しており、今大会は約1カ月ぶりの復帰戦となる。
フリッツは、今年2月のメンフィス・オープンでノーシードから決勝まで勝ち上がり、
錦織圭(日本)に敗れるもツアー大会で自身初の準優勝を飾り、注目を集めた。先日の全仏オープンでは、
B・チョリッチ(クロアチア)との若手対決にストレートで敗れて初戦敗退となった。
今大会のシード勢は第1シードにフェデラー、第2シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第3シードに
D・ティエム(オーストリア)、第4シードに
G・シモン(フランス)となっており、上位4シードは1回戦免除で2回戦からの登場。
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